黙示録8章から11章 七つのラッパと裁きの警告 前編

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黙示録8章から11章 七つのラッパと裁きの警告
神は永遠の御心によって、万物をキリストにあって一つに集める御国の完成を定められました。その御心が、キリストの初臨によって歴史の中で実行に移され、再臨と審判を経て永遠の御国の完成に至ります 。これを行っておられるのは、御座におられる神と小羊です。そして、この歴史のただ中で神はご自身の民を御霊によってキリストに結び、キリストの証人として立たせ続けられます。黙示録8章から11章は、世への警告的裁きだけでなく、その裁きと苦難のただ中で最後まで証しする神の民を描いています。
同じ歴史をもう一度見る
4章でヨハネがまず見たのは天の御座です。
5章では屠られた小羊が御座におられる方から巻物を受け取ります。十字架で勝利し、復活された小羊が、その封印を解くにふさわしい方です。
6章では封印が解かれ、地上に戦争、飢饉、死、迫害が現れます。その歴史を開いておられるのは小羊です。
7章には神の民が御座と小羊の前に立ち、涙をぬぐわれる姿が示されます。神が永遠に定められた御国の完成へ、歴史は進んでいます。
4章から7章と8章から11章は、御座から支配される同じ歴史を、封印とラッパという二つの巡回によって示します。どちらも六つの裁きの後に神の民を扱う挿入部があり、終末へ進みます。封印では小羊が歴史を開き、教会は迫害や災いを通ります(6章)。ラッパでは、教会を迫害する世に神が下される応報と、悔い改めを求める警告が示されます(8章から9章)。第六の封印は御怒りの大いなる日に至り(6章12節から17節)、第七のラッパは死者の審判と神のしもべへの報いに至ります(11章15節から18節)。天で起こる封印と地上のラッパは別々の出来事ではありません。御座におられる神と小羊は、キリストの初臨から再臨と審判に至る歴史を治め、永遠の御国を完成されます。