何から逃げるのか2- 1ペテロ5章8節「悪魔と罪の心の関係」

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何から逃げるのか2- 1ペテロ5章8節「悪魔と罪の心の関係」
キリストと結ばれた者の勝利
サタンの働きは、社会や文化の見えない流れを通して起こります。彼のねらいは人の中の罪の性質であり、目的は信仰を壊すことです。
しかし――キリストと結ばれた人は、永遠の契約によって完全に守られています。その魂の中心は神のもの。聖霊が内に住み、サタンは外から火を投げても燃え上がることはできません。
「罪はあなたを支配しない。あなたは律法の下ではなく、恵みの下にいる。」(ローマ6:14)
「あなたがたのうちにおられる方は、世にいる者よりも偉大です。」(1ヨハネ4:4)
信徒は、サタンの吠え声を恐れる必要はありません。彼は吠えることはできても、かみつくことはできません。ただし、エペソ4:27の警告を忘れてはなりません。
「悪魔に機会を与えてはいけません。」
私たちは、すべてのことが神の主権の御手の中にあることを覚え、キリストの勝利のもとに歩む者として、常に上にあるものに心を向けていなければなりません。(コロサイ3:1)
それは、信仰の大盾となります。(エペソ6:16)信仰の怠慢や罪の放置は、サタンが外から誘惑する機会を生じさせますが、それでもキリストとの結合の中にある者の魂は、決して倒れることはありません。
「神の平和の神は、まもなくサタンをあなたがたの足の下で打ち砕かれるでしょう。」(ローマ16:20)
これは、信者の戦いではなく、キリストの勝利が信者に現れるという約束です。
サタン、悪霊は選ばれた者の中に入ることは出来ない。サタン、悪霊の働きは外側に限られ、肉を刺激するにすぎない。選ばれた者は、永遠の契約により再生前から守られている。聖霊の証印は契約であり、サタンはその契約の前に無力、つまり無力化されている。神に選ばれたものは、神が信仰を与えその信仰に神が堅く立たせてくださり、主の勝利にあずかる者にしてくださいます。
「だれも、わたしの手から彼らを奪い取ることはできません。」(ヨハネ10:28)