
ウエストミンスター信仰告白
32章
救いの完成
神はご自身の民を集め、完成へ導く
32–33 終末と審判
第32章:死と復活(Of the State of Men After Death, and of the Resurrection of the Dead)
ここでは:
死とは何か
死後、魂はどこへ行くのか
復活とは何が起こることなのか
を扱います。
ここからは 死・中間状態・復活・栄光 に関する教理です。霊的戦いの想像や魂魄論ではなく、キリストとの結合の完成としての復活を扱います。
第32章 死と復活 (Of the State of Men After Death, and of the Resurrection of the Dead)
第1節
死は、魂と体の一時的な分離である
① 日本語原文(新翻訳・直訳)人が死ぬと、体は塵に 帰り、魂は 死後も永続し、死ぬことはない。義人の魂は、完全に聖められ、直ちにキリストとともにある。不信者の魂は、苦しみの中に置かれる。
② 一般信徒向け訳(簡明版)死んでも、魂は消えません。体は土に帰りますが、魂は 神の前に立ちます。
· 信じる者は キリストのもとへ
· 信じない者は 裁きの待つ場所へ
③ 英語原文(1646)The bodies of men, after death, return to dust,but their souls… return immediately to God who gave them.
第2節
復活は、体の再創造であり、人格の回復である
① 日本語原文(新翻訳・直訳)最後の日に、すべての人の体は復活する。義人は、栄化された体を受け、不義の者は、裁きのために復活する。
② 一般信徒向け訳(簡明版)復活とは、魂だけが天に行くことではありません。体も、よみがえります。
· 信者 → 栄光の体を受ける
· 不信者 → 裁きのためによみがえる
③ 英語原文(1646)At the last day, the dead shall be raised up,with the selfsame bodies, and be united again to their souls forever.
第3節
復活の目的は、最終的な裁きと、神の民の永遠の命の完成である
① 日本語原文(新翻訳・直訳)復活の後、すべての人は、キリストの御座に立って裁かれる。義人は 永遠のいのちと喜びの中に生き、不義の者は 永遠の滅びに至る。
② 一般信徒向け訳(簡明版)最後には、全員がキリストの前に立ちます。そして、永遠が決まります。
· 信者 → 神と共に永遠の喜び
· 不信者 → 永遠のさばき
③ 英語原文(1646)All men shall appear before the judgment seat of Christ,to give account of their thoughts, words, and deeds.
第32章の核心まとめ
真理 | 内容 |
|---|---|
死とは | 魂と体が一時的に分かれること |
中間状態 | 魂はすぐにキリストの前へ/裁きの待つ場へ |
復活とは | 魂と体が再び結合し、永遠の状態に入ること |
最終的行き先 | 栄光 or 永遠の裁き |
最重要一句
復活とは、キリストとの結合が、魂だけでなく、体にも完全に及ぶことである。
復活は「象徴」ではなく、現実の再創造(new creation) です。