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水面の波紋
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​ウエストミンスター信仰告白

3章

救いの計画

救いの基礎は神の側にある

3 予定

第3章:神の計画(予定)ここは 「人間中心」神学と「神中心」神学 の最大の分岐点です。

扱う核心:

  • 神の選びは「冷たさ」ではなく キリストへの永遠の結合

  • 救いの源泉は「神の意志」か「人の決断」か?

  • 「決心主義」と「恵みの選び」の決定的な違い

 

では 第3章「神の永遠の計画(予定 / 予定論)」 を、これまでと同じ順序で提示します。

※ここは誤解と曲解が特に多い章ですが、「結合が救いの源泉」を決心主義・フリーグレイス・アルミニウス派を完全に退ける文脈で説明します。

 

第3章 神の永遠のご計画(Of God’s Eternal Decree)

 

第1節

神は、世界が存在する前に、すべてを決めておられた

① 日本語原文(新翻訳・直訳)神は、最も賢く、最も聖なる御心に従って、世界が存在する前から、起こるすべてのことを、変わらぬ計画として定められた。しかし、神はそのご計画において、罪の作者ではない。また、被造物の意志や、第二原因(因果の連鎖)を破壊せず、むしろそれらを確立する。

 

② 一般信徒向け訳(簡明版)世界が始まる前から、神は すべてを計画しておられました。それは、悪や罪さえ、神の手の中にあるということです。しかし、神は 罪の生みの親ではありません。神は、人の意志と行動を用いながら、ご自分の目的を成し遂げられます

 

③ 英語原文(1646)God from all eternity did, by the most wise and holy counsel of His own will,freely and unchangeably ordain whatsoever comes to pass;yet so, as thereby neither is God the author of sin,nor is violence offered to the will of the creatures, nor the liberty or contingency of second causes taken away, but rather established.

第2節

神の計画の中心は、神の栄光

① 日本語原文(新翻訳・直訳)神はご自身の計画を、ご自分の栄光のために定められた。

 

② 一般信徒向け訳(簡明版)神がすべてを決めておられる目的は、神の栄光が現れるためです


 ③ 英語原文(1646)God hath all things ordained for His own glory.

 第3節

選びは、人の行い・決断・信仰を原因としない

① 日本語原文(新翻訳・直訳)神は、堕落した人類の中から、ある者を永遠のいのちへと選び、他の者をそのまま罪のうちに任せられた。この選びは、人間の行い、信仰、意志、努力、また将来の行動を見て決められたのではなく、ただ神の自由な恵みと愛による。この決定は 永遠のものであり、変わらない


 ② 一般信徒向け訳(簡明版)神が人を救うと決められたのは、「その人がよい人だから」でも「信じると分かっていたから」でもありません。ただ神の愛と恵みによって選ばれたのです


 ③ 英語原文(1646)By the decree of God… some men and angels are predestinated unto everlasting life, and others foreordained to everlasting death.This their number is so certain and definite, that it cannot be either increased or diminished.

 

第4節

選びはキリストにおいて

① 日本語原文(新翻訳・直訳)神は選ばれた者を、キリストにおいて救いへと定めた。この選びは、キリストとの結合に基づくものであり、キリストにおける救いの恵みは、必ず実現する

 

② 一般信徒向け訳(簡明版)神は、選ばれた者を キリストと結びつけることで救われます。救いは結合から流れ出る恵みです。

 

③ 英語原文(1646)They who are elected… are chosen in Christ unto glory.

 

第5節(重要・牧会的核心)

選びは「不安」ではなく、「安全の土台」

① 日本語原文(新翻訳・直訳)この教理は、信者にとって、謙遜・感謝・礼拝・従順・慰めを生み出す。

 

② 一般信徒向け訳(簡明版)「選び」は、「自分は救われているか不安になる教え」ではありません。むしろ、神が救いを始め、完成されるという揺るがない安心の土台です。

 

③ 英語原文(1646)The doctrine of this high mystery of predestination is to be handled with special prudence and care…so shall this doctrine afford matter of praise, reverence, humility, and comfort.

 

 第3章 完了

 ここで神学構造を明確に整理します

順序ではなく「源泉」

内容

永遠の結合(Father → Christ → Elect)

救いの源泉

再生(聖霊)

結合が時間の中に現れる瞬間

悔い改め・信仰

再生の結果の「命の動き」

義認・聖化

結合から流れる継続する恵み

堅忍・栄化

結合の完成

結合が全ての恵みの源である(ジョン・マレー)

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