
ウエストミンスター信仰告白
24章
結婚は「神の前に誓われる契約」
神はご自身の民を集め、完成へ導く
24 結婚と離婚
第24章:結婚と離婚(Marriage and Divorce)
ここは 牧会の実務に直結する章 です。
結婚は契約ではなく 契約+盟約(covenant)
離婚はどこまで許可されるか
再婚は可能か
教会はどう判断するか
非常に重要です。
では 第24章「結婚と離婚(Of Marriage and Divorce)」 に入ります。
この章は 家庭・結婚指導・牧会に直接適用される核心 です。ここを誤ると、
感情的な結婚観
自己実現としての結婚
「相性・幸福中心」の結婚観へと堕落します。
改革派は、結婚を 「神の前に誓われる契約(covenant)」 と理解します。
第24章 結婚と離婚(Of Marriage and Divorce)
第1節
結婚は神によって定められた良き制度である
① 日本語原文(新翻訳・直訳)結婚は、神が人類の益と神の栄光のために定められた制度である。結婚は、互いの助け、清さの保護、家族と社会の秩序のために与えられた。
② 一般信徒向け訳(簡明版)結婚は、人が勝手に作った制度ではありません。神が与えられた恵みの秩序です。夫婦は互いに助け合い、罪から守られ、家庭が建てられます。
③ 英語原文(1646)Marriage was ordained for the mutual help of husband and wife,for the increase of mankind, and for the preventing of uncleanness.
第2節
結婚は「男性と女性」の結びつきである
① 日本語原文(新翻訳・直訳)結婚は、一人の男性と一人の女性との結びつきである。これ以外の結びつきは、神が定めたものではなく、結婚とは呼ばれない。
② 一般信徒向け訳(簡明版)聖書的な結婚は、男と女の結びつきです。それ以外の形は、結婚とは言えません。
③ 英語原文(1646)Marriage is to be between one man and one woman.
第3節
結婚は神の前で結ばれるので、軽い約束ではない
① 日本語原文(新翻訳・直訳)結婚は、神の御前で誓われる** 契約(covenant)**である。ゆえに、軽い感情や気まぐれで結ぶべきではない。
② 一般信徒向け訳(簡明版)結婚は「なんとなく」するものではありません。神の前で誓う約束です。だから、慎重であるべきです。
③ 英語原文(1646)Marriage ought not to be entered into unadvisedly or lightly.
第4節
離婚は、神が定めた特定の条件の時のみ許される
① 日本語原文(新翻訳・直訳)離 婚は、(1) 姦淫(不貞)(2) 悪意に満ちた放棄(信仰に反する離別)が起きた場合にのみ、正当な理由として認められる。
② 一般信徒向け訳(簡明版)離婚は、「うまくいかないから」では認められません。ただし、
配偶者が不貞をしたとき
信仰と契約を捨てて去ったときこの時だけ、聖書は離婚を認めます。
③ 英語原文(1646)Adultery or such willful desertion as can no way be remedied,is cause sufficient for divorce.
第5節
正当な離婚の後に、再婚が許される
① 日本語原文(新翻訳・直訳)聖書に基づく正当な離婚が成立した者は、同じく主にある者との再婚が許される。
② 一般信徒向け訳(簡明版)聖書が認める理由で離婚した場合、再婚は罪ではありません。ただし、再婚も主にあってです。
③ 英語原文(1646)In such cases, the innocent party hath liberty to marry again,as if the offending party were dead.
第24章の核心まとめ
本質 | 意味 |
結婚は神の制度 | 感情や契約だけではない |
結婚は一男一女の盟約 | 教会はこれを変更できない |
離婚は限定される | 不貞と悪意の放棄に限る |
正当な離婚後の再婚は許可される | 誤った罪責意識を避ける |
最重要一句
結婚は神の前で誓われた盟約であり、その中心は「互いに助け合い、聖く歩むこと」である。