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音源1 支配神学の神学構造と神の主権という聖書的構造におけるキリストの証人 その1

音源1 支配神学の神学構造と神の主権という聖書的構造におけるキリストの証人 その1Artist Name
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支配神学の神学構造と神の主権という聖書的構造におけるキリストの証人 その1

神の主権という聖書的視点から見ると、支配神学の最大の問題は、旧約の契約国家イスラエルに与えられた約束を、キリストにおける成就と新約聖書の啓示を十分に考慮せず、現代国家、地域、教会へ直接適用する解釈学にあります。ここでいう支配神学とは教会が神のために地の回復を祈り、地域を支配する悪霊と戦い、宣教を通して起こす社会変革などを通して、地域や国家に対する霊的支配を回復し、神の国を地上に前進させることを、教会の中心的使命として位置づける神学構造を指します。

 

その現れ方には違いがあります。ある者は地域霊との戦いを語り、ある者は国家的リバイバルを語り、ある者は社会の各領域をキリスト者が支配することを語ります。しかし、その根にある構造は共通しています。それは、キリストの十字架、復活、昇天、着座による完成した勝利よりも、教会の祈り、霊的活動、領域の奪還、社会変革を前景化する構造です。支配神学は、口では「キリストは勝利された」と告白します。しかし、その実際の神学構造は、次のようになります。

キリストが十字架で勝利された → しかし地域や国家はなお悪霊の支配下にある → 教会が祈り、宣言し、霊的戦いを行う → 教会が地域を悪魔から奪還する → 神の国が前進し、歴史が変革されるこの構造では、キリストの勝利は、それだけでは地域や国家を支配するために十分ではなく、教会の霊的活動によって地上に実現され、補完されなければならないものとして扱われます。しかし、聖書が示す構造は異なります。

神の永遠のご計画 → キリストの十字架による贖いの完成 → 復活 → 昇天 → 王としての着座 → 支配と権威に対する決定的勝利 → 聖霊による選民の有効召命 → キリストとの結合 → 福音宣教 → 再臨による歴史の完成

歴史を完成されるのは教会ではありません。キリストは、教会が祈り、戦い、領域を取り戻すことによって王になられるのではありません。キリストはすでに王です。教会はキリストの勝利を完成させる者ではなく、キリストに結ばれ、その完成した勝利を福音として宣べ伝える証人です。

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